本記事は、YouTubeで発信されている「乳がんサバイバー看護師」ゆりさんの体験談をまとめたものです。
ゆりさんの担当医である、大阪医科薬科大学 乳腺・内分泌外科 岩本充彦先生の「ゆりさんの一人の患者として、また看護師として、まだ見ぬ誰かを、あるいは多くの乳癌患者を、自身の経験を語ることで勇気づけたいとする想いを繋げていきたい」というお気持ちに賛同して作成しています。
本記事は、ゆりさんご本人の主観を優先しているため、科学的根拠等について医師監修は行っておりません。
そのため、ご紹介内容の実例は全てを保証するものでは無いことをご留意ください。
今回は、ゆりさんがバスタブで転んで、病側に大きな青あざができてしまったときのお話になります。
あざができてどのような変化があったのか、実際にゆりさんが行ったマッサージ方法についてご紹介いたします。
むくみのチェックは身体を触ったときの跡で分かる
友だちの家に泊まったのですが、そちらのバスルームで転んで病側の方に大きなあざができてしまったんです。
むくみが出てしまったので、私がそのときに行ったマッサージの方法についてお話します。
腕が、少し見ただけで分かるくらい色が悪いんです。あざができた腕は、循環自体が悪くなってむくんでしまいました。
ただ、手首の太さが変わるほどのむくみではないのですが、指先がむくむような感じで、あざがある腕とない腕の指を比べると、あざのある腕の指が膨らんでいます。
なので、末端の方がむくんで水がたまっているような印象です。
腕を掴んだときに、あざのある腕はない方に比べて跡がつきやすいので、水がたまっているかどうかというセルフチェックになります。
身体のむくみは、腕を片方の手で掴んだときに跡がどれだけ残るかとか、その左右差を見れば判断できるのでやってみてください。
そして、むくんでいるときはマッサージした方がいいと思います。
マッサージはゆっくりと優しい力で行う
病院で「重い物を持たないでください」とか「怪我に気を付けてください」って、絶対に言われるんですが、それなのに私は怪我をしてしまって。
同じような怪我をしてしまった場合、むくみのセルフチェックとマッサージをやってみてください。
サロンのリンパマッサージやオイルマッサージに行くと、強い力でスピーディーにマッサージされることが多いと思うんですけど、リンパ液の流れ自体はすごくゆっくりなんですよ。
1秒間に3センチ進むかどうかというくらいゆっくりなので、自分でするときはオイルを手につけて優しい力でゆっくりとマッサージしてください。
私はむくみに気づいた場合、できるだけマッサージするようにしていて、ゆっくり重さをかけずに首と背中をさすって過ごしています。
あと、リンパの流れを良くするために筋肉も必要なので筋トレやストレッチも行っています。
読んでいただき、ありがとうございました。