本記事は、YouTubeで発信されている「乳がんサバイバー看護師」ゆりさんの体験談をまとめたものです。
ゆりさんの担当医である、大阪医科薬科大学 乳腺・内分泌外科 岩本充彦先生の「ゆりさんの一人の患者として、また看護師として、まだ見ぬ誰かを、あるいは多くの乳癌患者を、自身の経験を語ることで勇気づけたいとする想いを繋げていきたい」というお気持ちに賛同して作成しています。
本記事は、ゆりさんご本人の主観を優先しているため、科学的根拠等について医師監修は行っておりません。
そのため、ご紹介内容の実例は全てを保証するものでは無いことをご留意ください。
前回は、ゆりさんのハラヴェン投与1日後と2日後の副作用について説明しました。
今回は、ゆりさんのハラヴェン投与1週間後の副作用についてのお話になります。
ショッピングなどを楽しむ抗がん剤投与1週間後の副作用について
今日は、抗がん剤初回投与から5日後になります。
明日が、また抗がん剤2回目の投与日になるんですけど、副作用としては本当に吐き気がありました。
2日目くらいに強くなってきたという話をしてたんですけど、2日目以降はそこまで強くなることなく「あ、これくらいの吐き気と過ごしていけばいいんだなぁ」ということを知ることができました。
今後は自分の体調などに合わせて、外出を決めたりしていこうかなと思っています。
実際に昨日は、友達とお昼ご飯を一緒に食べに行って、その後に少しショッピングをしたりしました。
2日目とかは、外に出て遊んで帰ってくる電車で立ってるのがしんどかったという話をしてたんですけど、昨日は特にそういうこともなく過ごせました。
日にちを経るごとに吐き気とかもだいぶ良くなって、動ける状態も変わってきたなぁていうのが私の印象になります。
昨日、外出先で耳つぼアクセサリーという物を、私の耳の肩こりのつぼのところにつけてもらいました。
左右で1,000円くらいだったので、可愛いし肩こりに効いたらいいなぁと思ったのでつけてもらってきました。
2週間くらい効果があるみたいです。
昨日は、鶴橋のオモニという結構有名なお好み焼き屋さんに食べに行ってきました。
人の名前の付いたお好み焼きを提供している所で私は「まえだまえだ」という有名な子供芸人のコンビ名だと思うんですけど、そのお好み焼きを食べました。
ホルモンなどが入った、結構こってりとした感じのお好み焼きで美味しかったんですけど、そういうこってりしたものを食べても胃の調子は全然大丈夫でした。
やっぱり徐々に副作用自体は良くなってくるなぁとは思いました。
あと何クールか続けていくにあたって、また出てきた副作用があったら紹介していきたいと思っています。
抗がん剤ではなく、痛み止めの副作用について
私は今、抗がん剤の副作用っていうよりは痛み止めの副作用で日中がすごく眠たかったです。
抗がん剤を投与して1日目、2日目、3日目にどれくらい寝れるのか試してみようと思って寝てみました。
そしたら眠気がきて、素直に寝ると21時間寝れました。
朝起きてご飯を食べてそのまま薬を飲むと、眠気がきて寝てしまって、次起きたのが夜の18時でした。
その夜の18時にご飯を食べて痛み止め飲んだら、20時くらいにまた眠くなりました。
「もう、いいや寝よう」と思って寝て、次の日起きたのが朝9時くらいだったので、本当にもう眠り姫の様に眠ってるなぁと思いました。
もしかすると、痛み止めが効きすぎてるかもしれないので、これに関してはもう一度先生に相談してみようかなと思っているくらいです。
痛みは全然無いんですけど、この眠気だけが今はしんどいっていう状況になっています。
でも本当に痛みも吐き気もメンタルを削っていきます。
私が今まで生きてきて痛み止めや抗がん剤を始めて、治療を受けさせてもらえるありがたさというのが、今急に感じてきたなぁっていうのが私の現状になります。
今回は、実際の副作用や痛みや治療のことについて話していきました。
最後は少し精神論みたいな感じになっちゃったんですけど、今同じように治療されてる方や痛みで苦しんでいる方にとって何か支えになれば嬉しいなぁと思います。