本記事は、YouTubeで発信されている「乳がんサバイバー看護師」ゆりさんの体験談をまとめたものです。
ゆりさんの担当医である、大阪医科薬科大学 乳腺・内分泌外科 岩本充彦先生の「ゆりさんの一人の患者として、また看護師として、まだ見ぬ誰かを、あるいは多くの乳癌患者を、自身の経験を語ることで勇気づけたいとする想いを繋げていきたい」というお気持ちに賛同して作成しています。
本記事は、ゆりさんご本人の主観を優先しているため、科学的根拠等について医師監修は行っておりません。
そのため、ご紹介内容の実例は全てを保証するものでは無いことをご留意ください。
ゆりさんが抗がん剤を始めて1ヶ月後、眉毛やまつ毛がほとんど無い状態になりました。
疲れていて面倒に思うときも、化粧を続けられたそうです。
今回は、ゆりさんが行ってきた、眉毛の描き方とつけまつ毛の付け方に関するお話になります。
化粧に慣れていない男性にも参考としてもらえるように、方法やアイテムについて、詳しくご紹介いたします。
眉毛は、ペンシルとパウダーを使ってぼかしながら描くと自然
まず、眉毛の描き方についてです。
アイテムは、KATE(ケイト)の「アイブロウパウダー」を使っていました。
眉毛が生えていないため軸になるものが無いので、まずはこのように2本線を真横に描きます。
そして、線と線の間をパウダーで埋めていく、という方法で描いていました。
男性も同じように描くと良いと思います。
でも、どのような化粧品を買ったら良いか分からない方がきっと多いですよね。
そこで、excel(エクセル)の「パウダー&ペンシル アイブロウEX」がおすすめです。
3つの機能が付いていて、こちらの1本で眉毛が描けます。
最初、2本の線を引きましたが、その際に使えるペンシル、線の間をぼかすパウダー、そしてブラシまで付いてきます。ただし、1,600円くらいします。
こちらの、INTEGRATE GRACY(インテグレート グレイシィ)の「アイブローペンシル」は、ペンシル機能のみですが450円くらいで買えます。
私も使っていますが、色はグレーがおすすめです。ナチュラルで馴染みやすいです。
このペンシルで描いていただき、線と線の間は綿棒でぼかす、という方法も良いと思います。
ペンシルで描くのが難しければ、眉スタンプと眉毛コートを使う
自分で線を描くのが面倒に感じる方におすすめなのが、KISS NEW YORK(キスニューヨーク)の「アイブロウスタンプ」です。
これまでにご紹介した商品は、すべてAmazonで売っているので、店頭で買うのに抵抗がある男性の方にも活用していただけたらな、と思います。
ちなみに、KISS NEW YORK(キスニューヨーク)の「アイブロウスタンプ」を私も使いましたが、かなり落ちやすいのが欠点です。
毛が無いと汗をかきやすく、化粧が落ちやすいので、眉毛コートを使うと整容面が保てるので良いと思います。
CANMAKE(キャンメイク)の「ラスティングマルチブロウコート」というもので、この眉毛コートを使うと落ちにくいです。
眉毛を描いてウィッグを被り、マスクもつけたら完璧
ご紹介した方法で眉毛を描いて、ウィッグを被ると、かなり自然ですよ!
すごく疲れている時、なかなか化粧をする気って起きないんですけど、それでも外出しないといけないことってあるじゃないですか。
そんな時は、サッと眉毛だけ描いて、ウィッグを被ってマスクをしたら、もうそれだけで色々なものがほぼ誤魔化せます。
化粧は面倒ですが、眉毛だけは描くといいな、と感じたのでご紹介させていただきました。
つけまつ毛は、コシの弱いものが付けやすい
次は、つけまつ毛についてお話します。
眉毛とまつ毛のみご紹介する理由ですが、人は自分との違いを意識しやすいので、眉毛とまつ毛が無いとすごく不自然に感じるんです。不気味の谷現象、と呼ばれています。
なので、この2つをポイントとして絞っています。
色々と試したんですけど、私はD-UP(ディーアップ)の高価なつけまつ毛は上手く扱えず、かなりコシがあって、ピンっと跳ねてしまいました。
そこで、100円均一のセリアなどでも売っている「内緒のつけまつげ」を試したところ、コシが弱くて慣れてない人でも使いやすいと感じました。
付け方は、ノリが半透明で色が少しあるものを使い、ノリが乾いて透明になってから、つけまつ毛を付けるようにしてください。
以上となります。見ていただき、ありがとうございました。